また話したいと思われる人
こんにちは。
プライベートでもビジネスでもコミュニケーションの大事さはよく耳にします。
相手との円滑な人間関係や信頼度を勝ち取るためには必需ともいえるツールですよね。
ソーシャルネットワークが盛んな時代にも結局最後に必要となるのは直接の対話です。
そこでしか分からない相手の人間味や人となりがありますし、そこでしか生まれない絆もあります。
そしてそれはネット間では生まれないものだと私は思っています。
今の環境の中、それは皆さんもひしひしと感じているのではないでしょうか?
初期の段階(お互いにまだよく知らない間柄)でまず必要とするスキルに「雑談力」というのがあります。
以前ちょっとだけ触れた話題でもありますね。
雑談と言えば世間話みたいなものだと捉えがちですが、実際は閑話に寄ったものでもっと「とりとめのない当たり障りないもの」といった方がしっくりきます。
語彙力にも繋がるので「雑談や会話の繋ぎ方が上手な人」というとイコール「コミュニケーション上手な人」と思いがちです。
ただ私はあまりそうは思いません。
雑談や世間話を上手くこなせるからといってそれと相手の満足度が比例するとは断言できないからです。
よくいるタイプで雑談と自分語りを履き違えている人がいます。
見た感じペラペラと流れるように話していますが、相手の求めてないことや自分の話したいことばかりが話の大半を占めているなんてことはザラにあります。
そして自分は「沈黙を作らずそつなくこなせた感」がするので無意識に上手く会話ができたと思いがち。
実際相手がその時間どう思ってたかなんて分からないのに。
恐ろしいですよね(^^;
対話で大事なのは相手をよく見ることです。
そして相手のニーズを知りそれを満たしてあげることです。
そうすることで相手はあなたと会話することに「メリット」を感じてくれます。
メリットを感じる
↓
また話してみたい
↓
また会おう!
こういう好循環が生まれるのが理想ですよね。
相手の信頼度を勝ち取るためのコミュニケーションとは、つまりこのサイクルを産み出すための会話をすることだと思うんです。
それがままならないような雑談や世間話なら、むしろしない方がマシです(^^;
自分が満足する(上手く相手と会話出来たと感じてホッとする)ためだけに相手の貴重な人生の一部を消費していては元も子もありません。
大袈裟だと感じるかもしれませんが、自分と対峙している間の1分1秒ですら相手の大切な時間の一部には変わりありません。
その時間を生産性のないことに使ってしまうのは本当に勿体ないです。
相手の心に少しでも「話してみてよかったな」という印象が残せるように、自分ではなく相手が気持ちよく会話できる空間を作ってあげられると素敵ですよね(^^)
そういう素敵な人は色んな人達から求められる存在になれます。
大事な場面やここぞという時に必要とされる人間です。
それってつまり、ビジネスでも恋愛でもとても重要な存在なのではないでしょうか。
結局まわりまわって自分に良いことが返ってくるんですよね(^^)
言葉の作法とかたしなみって昔から日本に伝わる素晴らしい文化です。
今は少しそれが軽視されてるように感じますが、それはたぶん多くの人が感じていることでもあると思うんです。
「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、自分はどうかな?と少しだけ客観的に振り返ってみるのも良いかもしれませんね(^^)