いつも心に余裕がない人
こんにちは。
人との関わり合いがあると、自分ではどうすることも出来ない感情に振り回されることがあります。
イライラしたり悲しくなったり。
もちろん嬉しい感情を引き起こしてくれることもあります。
けどそれが負の感情であればあまり振り回されたくはないですよね(^-^;
仕事でも恋愛でもなんでもそうですが、いつも人に振り回されている人というのはいます。
そういう人はたいてい心に余裕がありません。
それはそうですよね。
振り回されている時に余裕でいることはなかなかできません。
逆を言えば余裕のない人は基本「他人軸」の世界で生きているということになります。
他人軸と自分軸の違いは、自分があるかないかの違いです。
「こうしたい」「こうなりたい」という声がちゃんと聞こえていれば、行動の動機は常に自分自身になります。
けれど自分がない人にはその声が聞こえていないため、つい他人に動機を求めてしまうんです。
他人からの反応。
他人からの評価。
彼がそうして欲しいというから。
彼女はきっとこうする方が喜ぶから。
けれどそれはあくまで自分の想像に過ぎません。
相手が期待する通りの反応を返してくれるとは限らないわけです。
だから相手の反応が悪いだけですぐに萎えてやる気が下がったり、負の感情が芽生えたりする。
感情に振り回されてしまうわけです。
心に余裕がある人は、常に自分軸の世界で生きています。
それは恋愛でも、片想いであろうとも変わりありません。
不利と思われる状況でもそうです。
自分という存在が「自分だけで」成り立っている人は、どんな逆境でも感情に振り回されずに着々と歩を進めることができるんです。
対して他人軸の世界で生きている人は、なかなか余裕を持つことができません。
人から褒められたら自信が湧く。
良い反応を返されたら自分は必要な存在だと実感できる。
逆に反応が悪いと一気に自分が役立たずな人間に思えてくる。
接する人からの評価だけで自分が成り立っているので、接する人次第で自分の状態がコロコロ変わるんです。
ずっと不安定なまま、どんどん心は荒んでいきます。
たまにこのブログでも「土台」の話をします。
土台というのは、基準のことです。
自分の価値基準は自分で決めようということです(^^)
自分で作った作品をいくらで売るのかを決める時は、まずその作品の価値を自分で見定めなければなりません。
「この作品はいくらに設定するのがいいだろうか」
自分が丹精込めて作った作品を、たとえば「このくらいの価格帯なら売れるかなぁ・・・」と他と比べて決めるのはちょっとおかしな話だと思うんです。
「1000円にまけてよー」と言われてすぐさま値下げするようなブレブレの値段設定ではいつまでたってもその作品の存在価値は安定しませんよね。
「このくらいの価格なら・・・」という基準で価値を決めるのではなく、「この価格でぜひ買ってもらいたい(その価格でも買いたいと思ってもらえる作品にしよう)」という基準で価値を定めること。
これは自分に対しても当てはめることができる考え方だと私は思います(^^)