忙しくてもモテる男
こんにちは。
今回は女性心理についてお話ししたいと思います。
以前、男性は自分のテリトリーやその場の空気感など「空間」をとても大事にする生き物なんだというお話をしました。
それに対し女性は「時間」を大切にする生き物です。
時間というよりは時間の積み重ねですね(^^)
「嬉しい」「楽しい」という気持ち、情緒をどれだけ多く引き延ばせるかがポイントになってくるんです。
デートの約束一つとってもそうです。
彼女と最近全然会えてなかったことを気にかけ男性が頑張って時間を作ってくれたとします。
「今日夜時間空けたからデートしよう」と誘ってくれた時、女性側にとっては「久しぶりに会える」喜びの影に「なんでそんないきなりなわけ?」という不満を募らせていたりします。
女性にとってはデートまでのあの「ワクワク感」すら前菜として楽しみたいと思ってしまう生き物なんです(^^)
それさえあればたとえそのデートが一か月後だろうが、その間に美容院行ったりエステに行ったり、可愛い洋服を買いに行ったりして楽しむことができます。
「1ヶ月後は彼との久々のデート♪それまでに可愛くおしゃれしなくっちゃ」
そんな風に「もうすぐ彼とデートできる!」という飴玉をじっくりと味わいながら、デートへの期待に胸を膨らませて待つことができる愛らしい生き物なんです(^^)
けれどそんなことを知る由もない男性は、忙しくて会えずにいる彼女を気遣い「きっと喜んでくれるに違いない」と頑張ってサプライズを用意してくれたりします。
でもその突然のサプライズは女性のそういうウキウキ時間をすべて奪ってしまう危険性をはらんでいるんです。
「いつもは全く相手にしてくれないくせに何かある時はいつも急」
その不満の中にはきっと「もっとおしゃれしたかった」「可愛い私を見せたかった」「こんな楽しみがあるならもっと前に知りたかった」という女性の切実な思いが含まれているんだと私は思います。
そしてそれらすべてのやりきれない思いが最終的に女性を「私は大切にされていない」という気持ちにさせてしまうんです。
お互いを思いやりながらもお互いの真実に気付けないばかりにそうやってすれ違いが起きてしまう・・・これでは実にもったいない(^^;
だからこそ男性には女性の中にあるこの「蓄積されていく時間のしくみ」を上手く活用して大切にしてあげることを切におすすめします。
難しいように感じるかもしれませんが、ようは女性にそういう時間を提供してあげればいいんですよね(^^)
「来月こんなイベントがあるみたいなんだ、よかったら二人で一緒に行こうよ」とか。
「梅雨が明けたら二人でどこかにお出かけしたいね」とか。
「もうすぐ記念日だしどこかいいお店予約しとこうか」とか。
そういう風に女性に対し「楽しみ」を与えてあげる。
そうするだけで「彼は本当に優しい人。私のことを気遣ってくれてる、大切にしてくれる」と女性は思うことができます。
こう言うと「でもそんな先の話、もし仕事とかでダメになったらどうするの?」と思われるかもしれません。
でも大丈夫です。
仮に急用でダメになったとしても、女性の中の「楽しみにしてた期間」「それを与えてくれた彼への思い」が0になるわけじゃありませんから。
ちゃんと謝ってリスケの一つでもすれば「全然大丈夫だよ、次を楽しみにしてるね」なんて穏やかな対応が返ってくるに違いありません(^^)
忙しいのになぜかモテる男性というのはそうやって時間を紡いでいく女性心理を上手く利用してやり繰りしているからなのかもしれませんね。
「考えてみれば年に数回しか会えてないのに私こんなに満たされてる・・・」
そう感じている女性は彼があなたを上手く操縦する出来た男だからなのかもしれません(^^)
・・・あ、ちなみにモテるというのは「不特定多数の女性から好意を寄せられる」の意味ではないのであしからず。