常に「証明できる人間」になればいい

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こんにちは。

 

以前男性脳について少しお話ししました。

kpcpcho.hatenablog.com

 

女性と男性ではそもそも脳の構造が違うんですよね。

 

脳の構造が違うと、同じ体験をしていてもそれに刺激を受ける部位が違ってくるため当然それに対する感情も異なってきます。

 

女性100人が「悲しい」と思うことでも、男性にとってはそうでもないように。

男性100人が「つらい」と思うことでも、女性にとってはそうでもないように。

 

お互い咄嗟に入ってくる感情が正反対なのであれば、そこを理解し活用することで1歩でも2歩でも、より相手の心に近づくことができると思うんです。

 

 

例えば男性の場合。

 

「自分を見つめ自己評価する」ことが苦手な男性は、女性が思う以上に他からの評価を気にします。

 

人からの評価であったり、会社からの評価であったり。

 

それを客観的に受け入れることで男性は自分の存在を確かめることができる生き物です。

 

 

もともと主観的に物事を見ることが得意な(というよりもそういう生き物である)女性にとっては、なかなか理解し難い部分ではあると思います。

 

女性は誰かからの評価、会社からの評価をそこまで気にしません。

 

気にしないというよりかは、評価を「存在確認のためのデフォルト(初期設定値)」にしないという感じですね。

 

基準はすでに自分の心の中にあるんです。

 

私という人間がどんな存在であるのか。

それは自分の中にすでに答えがあるという感じです。

 

だから周りからの評価で気分を害したり、居心地が悪くなったりすることはあっても、それで存在を脅かされる事態にまでは至らないわけです。

 

周りからどんな評価を受けていようとも、女性にとってはそこが自分にとって「居心地のいい場所(関係)」であれば問題ないわけですね。

 

 

一方男性にとって「評価」というのは存在の根幹にかかわる問題です。

 

大昔から「勝つこと」「手に入れること」で自分の価値を見出してきた男性たちは、自分の内ではなく外から与えられる「証明書」によってそれを確かめてきたわけです。

 

だからこそ「人から頼りにされる」ことや、「自分のした行いを褒められる(評価される)」ことを繰り返さなければ自分が一体何のために存在しているのか証明することができないんです。

 

自分一人では証明ができないんですよね。

 

 

好きな男性と心の距離を近づけるためには彼という存在の「証人」になってあげるのが一番手っ取り早いです。

 

彼がいかに頼りになるのか。

彼のしてくれることがいかに自分の喜びになっているのか。

 

それを発信することで、男性は「自分を正当に評価してくれる貴重な存在」だと認識します。

 

 

これはどんなに可愛くても、どんなに若い子がライバルであっても勝てる、強力な武器になります。

 

だって希少性抜群ですもん(^^)

 

若くて可愛いだけの子なんてその子以外にも世の中たくさんいます。

替えが効くんです。

 

でも「自分を分かってくれる女性」は彼の知る限りでは早々いるものでもありません。

なかなか替えの効かない存在です。

 

そういう女性を男性は簡単には手放さないものです。