いつになったら彼は付き合ってくれるのか

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おはようございます。

 

先日男性と女性の心理の違いについてある女性から相談を受けました。

 

「早く決めてほしいと思う女性」「なかなか決められない男性」

 

ここから生まれるすれ違いというのはよくある問題だと思います。

 

 

人はつい相手も自分と同じようにものを考え感じるものなんだと錯覚しがちです。

特に男女の場合これがかなり顕著に出ます。

 

女性は相手を女性目線で見るし、男性もまた男性目線で相手を見ています。

 

全く別の生き物を相手にしているというのに、「同じ生き物として」みているから理解できないと悩んだりどうしてそんなことをするのかと不満を持ちます。

 

違いがあるからこそ惹かれたという事実があるというのに、段階が進むにつれついそれを忘れてしまいがちです。

 

 

今回女性側からの相談であったのは「男性の決断の遅さ」についてです。

 

何回も電話して何回も会っているというのに、それでも付き合うというワードが出てこないのはなぜなのか。

 

そこまでは好きではないということなのか・・・というものです。

 

 

女性は基本的に好きになるまでに時間をかける生き物ですが、一旦熱が上がり始めればその後は急激に昇り始めます。

 

なので早く確実性が欲しくなるんです。

 

「付き合っている」という事実をとにかく早く得たいと焦り始めるんですね。

 

ただ問題なのは女性が「男性も自分と同じように考えているはずだ」と思うところにあります。

 

 

自分と同じように好きであれば早く付き合いたいと思うはずだし、そのための決断はすぐにでもするはず。

それをしないということはもしかして私のことが好きじゃない…?

(自分なら、好きだったらすぐ行動に移すのに…)

 

 

これが不安を増幅させるきっかけになります。

 

女性に求められることは、男性が自分とは違う考え方を持っているということを理解し許容してあげることです。

 

(男性の方には申し訳ないのですが)男性は女性が思うほどに自分の感情に頓着がありません。

 

自分の感情に過敏な女性とは違い、男性はそこまで自分の感情を重要視していないんです。

 

重要視していないというか自覚するまでに時間がかかるということですね。

 

つまりどういうことかといえば、男性は今目の前にいる女性を本当に好きなのかどうなのか、自覚するのに時間がかかる生き物だということです。

 

 

「いやそんなバカな」と思われる人も多いと思います(^^;

 

現に会って早々から「好きだ」とか「もっと仲良くなりたい」とか言ってくる男性もいるわけですから、信じがたいのも頷けます。

 

ただ正直な話、男性にとって初めに感じる「好き」という感情は女性が思うほどに重みはありません。

 

下手すれば女性が動物を見て「あ、かわいい♡」と思うくらいの感覚くらいの時もあります。

 

少しでも多くの子孫を残そうとする男性は、最初からハードルを上げてしまうとその使命を全うすることができなくなるんです。

 

道行く女性に目を奪われたり、より多くの女性と関係を持ちたいと思うのは、ある意味そういう生物としての本能の名残といえます。

 

だから男性は性欲と恋愛感情を直結させる必要がないんです。

 

 

女性は逆です。

恋愛感情が育たなければ、基本男性と関係を持ちたいとは思いません。

 

なぜなら女性は、量より質にこだわるからです。

より良い男性からの遺伝子をもらうことこそが使命なんですね。

 

ホイホイ簡単に惚れてたら使命なんて全うできませんし、一度捕まえたら逃がさないように確実性を求めるわけです。

 

女性の「なかなか好きな人ができない・・・」という悩みは実はここからきています。

 

だってより良い相手を探さなければならないのですから。

 

軽く好きになっていたらいつまで経っても(自分にとっての)最高の相手には巡り合えないんです(^^)

 

 

話を戻しますが、男性が本当に「好き」と自覚するまでに時間がかかるということは、イコール「付き合うかどうかの決断」にも時間がかかるということです。

 

男性には時間が必要なんです。

 

ここで自棄になって女性側から迫ったりしたらアウトです(^^;

 

男性の中の恋愛感情を育てる時間はちゃんと確保してあげなくてはなりません。

 

でないと男性側が付き合うことに「受動的」になってしまいます。

 

付き合うにしろ結婚するにしろ、男性にはその都度ちゃんと決断させる必要があります。

 

それは男性に「そうさせるほど俺はこの人が好きなんだ」と自覚してもらうためでもあります。

 

事実を作り、男性に客観的になれる時間を与え、自覚させること。

 

これを仕向けていくことこそが女性の仕事とも言えます(^^)