雑な扱いに悩むすべての人へ

f:id:cat5-kpcpcho:20200830140600p:plain

おはようございます。

 

「いい人」「どうでもいい人」の境界線ってどこにあるんだろうっていう話をよく耳にします。

 

特にこれは女性に多いのですが、優しさだけでは相手に軽く見られてしまうと悩む人もいるようです。

 

たしかに相手に配慮して気遣ったり大目に見てしまうことってあります。

 

それがなければなんでも我を通す自己中人間になってしまいますし、信頼関係を築く上ではとても大切な能力だと思います。

 

 

何が問題なのかといえば「優しい人=いい人=どうでもいい人」っていう方程式を頭の中で勝手に作り上げてしまっていることです。

 

誰が言ったわけでもないのに自分でそう勝手に決めつけて勝手に悩んでしまうんですよね(^^;

 

これって要はどうでもいい人、つまり「都合の良い人」がどうやって出来上がるのか、その仕組みをちゃんと理解していないから起こるんじゃないのかなって私は思います。

 

 

実際優しいから、気遣いが出来て怒らないから扱いが雑になっていくってわけじゃないんですよね。

 

優しく気遣いのできる人が同じように優しくされ気遣われ、大切にされることだってあります。

 

優しいから何も言わない。

 

優しいから何でも許してくれる。

 

だから雑な扱いを受けるようになる。

 

この解釈がそもそも間違っていると思うんです。

 

優しいからではなく「雑な扱いを受ける自分」を許容してしまっているからどうでもいい人に成り下がってしまっているんです。

 

都合の良い存在で良いと自分で思っちゃってるというわけです(^^;

 

 

そんなことない!と思われる方は本当にそうなのか、自分の胸に手を当ててよく考えてみてほしいんです。

 

自分で自分を大切にし、相手にも「大切にされたい」「都合よく使われたくない」と、そう思えているのであれば相手の言動でも「許容できるところ」「許容できないところ」が必ず出てくるはずなんです。

 

線引きが明確であればあるほど、自分で自分を大切にできている証拠なんです。

 

 

例えば毎回遅刻してくるような人を自分が相手にしていた場合。

 

「まーた遅刻してきたよこの人。ほんとどうしようもないね」って笑って流せる人はそもそも遅刻される扱いを自分で許してしまってるわけです。

 

雑な扱いをされても良いと思っているんですよね、自分で。

 

それを見て相手は判断します。

 

「あぁこの人は"このくらいの扱い"でいい人なんだ」って。

 

相手も最初から都合よくなんて使ってきません。

 

こちらの様子を見て「許されるか」「許されないか」その境界線を計りながら今後の対応を決めているんです。

 

 

自分への扱いは、まず自分が決めて相手に提示していかなければなりません。

 

「これくらい雑に扱われても全然へっちゃらですよー」なんて自分を貶めるようなことはせず、「ちゃんとこのくらいの扱いはしてね」って相手にきちんと伝えていかなければならないんです。

 

そのためにもまずはあなたが自分自身を大切に扱わなければなりません(^^)

 

 

身綺麗にするとか、ちゃんとしたご飯を食べるとか、どんな小さなことでもまず自分で自分を気遣ってあげること。

 

「頭のてっぺんからつま先まで自分には価値があり、1分1秒だって無駄には出来ない」

 

それくらい自分の人生はとても貴重な物なんだと自覚することですね。

 

そうすれば相手の言動でも許せることと許せないことの線引きくらいできるようになります。

 

「遅刻とか・・・こいつ私の貴重な時間を何だと思ってるんだ?」って当たり前に思えるようになりますよ(^^)