見るべきタイミング・見なくていいタイミング
こんにちは。
かなり昔こんな記事を書きました。
恋愛は交渉です。
特に密接に関わり合う男女(全く別の生き物同士)の交渉です。
様々なコミュニティでの対人関係やビジネス関係よりも、ひょっとするともっと高度な交渉術が求められる関係なのかもしれません。
それくらいシビアなものです。
本来であれば十分な冷静さを兼ね備えていなければならないような交渉事なのに、そこに「好き」という感情が大きく影響するからさらにやっかいなものになるんですよね。
通常レベルの恋愛でも冷静さを欠けば途端に激ムズレベルに早変わりします。
自分の気持ちを制するというのはそれくらい重要なことなんです。
自分の今感じている気持ちをよく知ること。
相手の今の熱量(あなたに対する気持ちの総量)をよく観察すること。
そしてもう一つ大切なのは、時と場を見計らうことです。
ようはタイミングをよく見て行動しようということです(^^)
どんなに相手の為を思った行動でもタイミングを間違えれば何の効力も果たしせません。
むしろタイミングを見誤ることで思わぬ誤解を招いたり、印象を悪くしてしまったりする可能性もあります。
どんな人間関係でも言えることですが、初期段階での恋愛ではこれがもろに影響しますね。
だからこそよく見て行動することに意味があるんです。
ただし。
「見計らう必要のないタイミング」というのも時として存在します(^^;
何だかわかるでしょうか。
それは本来あるはずのないタイミングのことです。
〇回デートしたら告白していいタイミング。
〇日に一回ならメールしてもいいタイミング。
付き合って〇回目のデートならお泊りしてもいいタイミング。
〇年付き合ったら結婚を切り出してもいいタイミング。
………
そんなタイミングは存在しません(^^;
人間はロボットではありません。
「〇回やれば絶対成功する」なんていう確実論はまず存在しないんですよね。
付き合えるタイミングは1か月でOKな人もいれば1年以上かかる人だっています。
結婚するタイミングだってその人のベストな時機があるはずなんです。
そこに〇年目とかはありません。
存在しないものを一生懸命探ろうとして、躍起になって、悶々とした日々を過ごすのであればもっとやることがあるはずなんです。
そういう時こそ「今」に集中すべきなんですよね。
今そこにいる相手に集中して「今一番必要なもの」を「ここぞという時」に繰り出す。
それがタイミングを見て行動するということなんです。
なかなか難しいことではありますけどね(笑)
「見計らうべきタイミング」ばかり気にし出すと「今?今か?いつなんだ?」と「今」に気を取られすぎて失敗します。
でも今を疎かにしだすと、今度は「見計らう必要のないタイミング」に囚われ始めるんです。
何事もバランスよく考えながら行動しましょうということですね(^^)
ポイントはガチガチに考えすぎないことです。
繰り出すタイミングなんていうのは相手とその場の状況をよく見ていればまず失敗しませんし、「〇回目」「〇カ月目」「〇年目」みたいな目安を考えだしたらそれはもうガチガチになっている証拠です。
そういうのをやめるだけでだいぶ見えるものも変わってきます。
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