ごくシンプルな距離の縮め方
おはようございます。
少し前にこんな話をしていました。
距離感の話ですね(^^)
恋愛は人間関係の上に成り立つものです。
「人としてまず仲良くなる」という段階を踏まなければ、基本恋愛のフェーズには届きません。
当たり前の話ですよね(^^)
よく知りもしない人間と恋愛なんてできないわけです。
けれど人によってはこれをすっ飛ばして恋愛に突入してしまうケースもあります。
一目惚れだったり「先生と生徒」のような立場のある関係性からの恋愛は、そもそも「人として仲良くなってから」という段階がなくその先に進んでしまう場合もあります。
みんながみんな、段取りよく恋愛できれば苦労はないわけです(^-^;
そういう時はまず「あ、恋愛感情が先にきちゃったな」と自分で自分を客観視出来ていればそれでいいんだと思います。
たとえ恋愛感情が先に来たとしても、実際やることは一緒なんです。
相手を知り、自分を知ってもらい、お互いの理解を深めること。
分かり合える段階に持っていけば、たとえ恋愛感情が先に来ていようが後から来ようが関係ありません。
どっちが先に惚れたかなんて、その時点までくればもはやどうでもいい情報の一つなんです(^^)
大事なのは「恋愛感情が先に来てしまった⇒だから自分は不利な立場にある」というよく分からない方程式を勝手に作り出さないことなんですよね。
仲良くなるためにすることって誰であろうと一緒のはずです。
惚れた相手であろうが何だろうが。
仲良くなる前から「今の行動何の意味があるかな」とか「やっぱり私のことなんて気にも留めてないよね・・・」とか、そんなこと考えてる場合じゃないんです。
仲良くなる前から変に行動に意味を付けたがったり、変にハードルを高くしたりするから進むものが進まなくなるんです。
恋愛なんて所詮人間関係の上に成り立つものでしかありません。
付属みたいなものです。
人間関係を深めていけば、いくらでもそこから恋愛に転化していく可能性はあります。
相手が異性ならなおのことです(^^)
あまりロジックに考えすぎないことです。
あなたは恋愛感情で相手を見ているかもしれませんが、向こうはあなたのことをまだ「ただの一人の人間」として見ているかもしれません。
だからこそあなたも、まずはその好きな相手を「ただの一人の人間」として扱う必要があるわけです。
そしてまずは恋愛云々抜きで仲を深めていってください(^^)
ある意味、こういったことは幼稚園児とか小学生とかの方が得意かもしれませんね(笑)
なにせ彼らはシンプルに仲良くなる術を備えています。
「あの子と仲良くなりたいなー」と思ったとき、そこに変なロジカルは発生しません。
「何してるの?」とか「一緒に遊ぼ!」とか、声の掛け易いタイミングを見計らってまずは話し掛けます。
反応がなかったらまた日を改めて同じように声を掛けます。
話せるようになってきたら「これ面白いんだよ!」と自分の好きなものを知ってもらったり、「そういうのが好きなの?」と相手の好きなものを教えてもらったりします。
そうやって少しずつお互いを知って理解を深めていくんですよね(^^)
私たちは大人になるにつれ、こういうことを疎かにしがちです。
会って間もない段階から「恋愛したい」「付き合いたい」「結婚したい」と考え出して、そういう目でしか相手を見れなくなります。
そうじゃないんですよね。
相手と本当にしたいことって、まずは単純に「仲良くなりたい」ことのはずなんです。
あなたを知りたい。自分を知ってほしい。
そういうごくシンプルな欲求から始まるはずです。
そういうのはすっ飛ばしちゃいけないと思います。
たとえ一目惚れとかで段階をすっ飛ばしてしまったとしても、そこからの相手との向き合い方はちゃんと段階を踏んでやっていきませんか(^^)
相手もその方がずっとあなたという人物像が見えやすくなると思うんです。
そして私たちは幼稚園児や小学生とは違う、大人としての配慮の仕方を持っています。
言葉は自分のためではなく、大切に思う誰かのために紡ぎましょう。