フェイドアウトされる人間


おはようございます。

 

恋愛に悩みはつきもの。

中でも多いのは「飽きられるかもしれない」という不安からくるものです。

 

誰だって好きな人からはずっと同じ熱量で見ていてもらいたいし、あわよくば一緒に盛り上がっていきたいですよね(^^)

 

今回はなぜ "飽きられてしまうのか" についてお話ししていきたいと思います。

 

 

「飽きられたかもしれない」と感じる状況は様々ですが、LINEなどメッセージでのやり取りが多いこのご時世では "急に連絡が来なくなった" というフェイドアウト問題が特に多いように感じます。

 

された側は「なぜフェイドアウトされてしまったのか分からない」という人が意外と多いのではないでしょうか。

 

 

今まで普通にやり取りしていて何の脈絡もなく急にそういったことが起こったのであれば、大抵の場合あなた自身への新鮮味が無くなってしまったことが原因ではないかと私は思っています。

 

要するに「攻略していく楽しみ」が無くなってしまったということです。

 

人は物や人物に対し、"完全に自分のものになった" と感じると自然とその対象に対する興味がトーンダウンする傾向があります。

 

人であれば「次に会っても(話しても)今回とさして変わらない感じなんだろうな」と想像できてしまえば、なかなか接触しようとは思えなくなりますよね。

 

毎回会うたび、話すたびに、何かしらの発見があるから「次も会ってみたいな」とか「また話したいな」と思われるようになるわけです(^^)

 

発展性のないものにいつまでも目を向けてはいられないんですよね。

 

 

新鮮味に限らず、いつまでも距離が縮まらなかったり、いつまで経っても好意の欠片が見えない場合でも同じようなことは起こります。

 

ちょっとずつ進んでいるように感じれば「もう少し頑張ればもしかしたら・・・!」と可能性を見出してやる気も出すことができます。

 

「いつまでこの状態で続いていくんだろ・・・」と可能性が見いだせず「もしかしたら徒労に終わるのかも」と思い始めれば途端にやる気も失せていきます。

 

目的地へ辿りつけるかもしれないという可能性と、その地点に至るまでの攻略ポイントの数によって、人はいくらでも熱量を高く保つことができます。

 

逆にどちらかが欠けると次第にやる気をなくし、最終的に「飽きて」フェイドアウトしていくんですよね。

 

 

以前に「好きな人への攻略意欲」と「ゲームへの攻略意欲」が似ているという話をしたことがありました。

 

kpcpcho.hatenablog.com

 

たとえばツーリングが好きな人は、たとえ同じコースを走るとしても十分楽しむことができると思います。

時季によって見えるものや感じられるものに違いがあるからです(^^)

 

全く同じ場所で同じ経験しかできないのであれば一度行くだけで十分になってしまいます。

 

 

スポーツでも文芸でもなんでもそうです。

 

同じことをしていても、している人にとっては毎回違う発見があり違う経験をすることができます。

 

人も同じなのではないでしょうか(^^)