結婚の先にあるもの
こんにちは。
先日ある女性からとても素敵な話を聞かせてもらいました(^^)
その方は3年ほど前にご結婚されており、昨年お子さんも生まれ今は育児に励んでおられます。
旦那さんも積極的に育児に参加して下さるようで、たまに旦那さんのお休みの日には一日育児をお願いしてお友達とお出掛けしたりリフレッシュさせる日を設けているそうです。
この「育児を共同でやっていく形」というのも人によっては難しいらしく、悩んでいる女性は多いようですが・・・
この女性はそこも自然な流れで旦那さんにも参加させているのですごいなと思いました(^^)
私と久しぶりにお茶した日もそんな感じで預けてきたそうで、久しぶりにゆっくりお話しすることができたんです。
その中で「なるほど~!」と思った出来事がありまして。
それは誕生日にもらったという、旦那さんからの手紙の内容なんです(^^)
(誕生日に手紙を渡し合うというのも、なんとも微笑ましいエピソードですよね笑)
「お互い未熟なところはあるけど、そういう欠けてる部分も補い合って二人で一人前になっていこう」
これです(#^^#)
すごくシンプルな言葉ですけど、ここに「結婚とは何たるか」が込められているような気がしました。
人ってみんな不完全なんです。
絶対にどこか欠けた部分を持っていて、完璧な人間なんてこの世に存在しません。
存在しないのは、きっと人と人とが深く関われるようにと神様が残してくれたささやかなプレゼントなんだと私は思います(^^)
「欠けている」ところは誰かに頼り、「得意な部分」で誰かを支える。
そうやって空いた穴をお互いに埋め合うことで、本当の意味での一人前に人はなれるのではないでしょうか。
結婚はその最たるものだと思います。
その女性と旦那さんって本当に正反対の性格をしてるんです。
明るくハキハキみんなを笑顔にしてくれる、言いたいことはパッと言える、すぐ行動も出来る、けどちょっと考え足らずで行動してしまうところのある彼女と。
大人しくてあまり感情を表に出さない、言葉数も少ないから普段何考えているかよく分からないけど、いざという時は的を得た言葉と行動で人を引っ張っていってくれる旦那さん。
最初見たときは「こんなに性格違くて大丈夫なのかな・・・衝突したりしないのかな」なんて、心配になるほど真逆で結婚したと聞いた時は本当にビックリしました(^^;
でも今はその「真逆さ」が二人の欠けてた部分を補って、すごくお似合いの夫婦になっているなと思います(^^)
結婚はゴールではなく、むしろそこからまた新しい人生がスタートします。
独身でいれば経験しないような困難にも遭遇しますし、一人の知識では到底処理しきれない課題も出てくるでしょう。
そういう時支えとなってくれるのは自分のパートナーです。
自分にはない見解や知識を与えてくれる心強い味方です(^^)
私は今でも亡くなった祖父の傍らで「なんだか半身をなくしてしまったような気分」とポツリとこぼした祖母の言葉が忘れられません。
信頼の先にあるものを垣間見えたような気がしたからです。