愛をケチる人間はいずれ愛想をつかされます

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こんにちは。

以前こんな記事を書きました。

 

kpcpcho.hatenablog.com

 

何かに挑戦するとき、人は無意識のうちに保険を掛けてしまうのだというお話です。

 

前回は「失敗したときの理由付け」をテーマにお話ししましたが、今回は「動くための確証探し」についてお話したいと思います。

 


恋愛をするとき、こんな思いが働くことはありませんか?

 

「自分が先に動いて相手に拒絶されたらどうしよう」
「なんの確証もなしに動くなんて出来っこない」
「彼(彼女)が動いてきたらそれに反応しよう」
「そうしたらある程度"保証付きで"アプローチすることができる」
「それまではちょっと様子見(もしくは駆け引き)して相手の出方を伺おうかな」

 

………覚え、ありません?


もちろんこういうのは誰しもが考えることです(^^)

以前にもお話しした通り人は失敗を恐れる生き物ですから。

当たり前と言えば当たり前の感情なんですよね。


何でもかんでも行き当たりばったりでなんの準備も無しに突撃してたら、そりゃ粉々に砕け散ってThe Endです。

 


人間は理性で動く生き物です。

理性なく動く生き物になり下がっていたら魅力も何もありませんし、生き抜くことすらできません。

 

ある程度のリスクヘッジ、というよりは無駄な失敗はなるべく避け器用に生きなければならないんです。


でも、リスク回避も度が過ぎれば得られるはずだった結果すら摘み取る危険性があります。

 

特に恋愛の場合は。

 

矛盾するような言い方にはなりますが、恋愛にそもそも無駄なことってないんです。

その時にどんな結果を生もうとも、そこから得られるものは必ず何かしらあるものです。

 

当時は「うわー、失敗した」と思って凹んだとしても、後々思い返すと「あのときの経験がもしかすると今に生きてるのかもしれない」なんて思える日がやって来ます。

 

それに気付けるか気付けないかは当人次第ですが(^^)

 


それに恋愛は1対1でする交渉なんです。

いつもいつもリスクヘッジばかりかましてくるような相手では、向こうも「なんかこっちばっかしリスク負担してて馬鹿馬鹿しいな」ってなってしまいます。

 

どちらか一方だけが負担を強いられるような関係はいずれ破綻するものです。

 

相手にばかり要求していれば、近いうち相手はそんなあなたに辟易して去っていってしまいます。

交渉とはそういうものです。

 


恋愛はその存在事態が不確かで不確実性に満ちていて、とにかくあやふやなものです。

 

確実なのはあなたの相手に対する「好き」という気持ちだけ。


それ以外に確実性なんて、そもそも最初の段階で求める方が間違ってるんです。

 

初期段階では、まずこちらから歩み寄らなければなりません。

こちらの確実性を武器にして、向こうの確実性を炙り出すんですね。

 

武器を出すことを渋ってたら向こうはなにも出してはくれませんよ(^^)

 


愛はケチるものではありません。

 

「愛してくれなきゃ愛さない」なんて姿勢を貫いたって誰も愛してなんかくれません。

まずはこちらから歩み寄らないと。

 

始まるものも始まりません(^^)