「好きですけど、なにか?」

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こんにちは。

 

恋愛を実らせるためには何でも時間をかけることです。

 

これはこのブログでも度々お話ししてきたことでした。

 

 

「即席恋愛」は大した関係も、感動できるような経験も、何一つ得ることは出来ません。

 

全てに段階があって、その一つ一つの小さなイベントがみんな大切な軌跡になるんですよね。

 

もちろん相手が目の前にいなくたって、その人を想って悩み苦しむ時間も大事な経験になります。

 

その時間の積み重ねが相手の大切さに厚みを持たせるんです。

 

逆もまたそうで、相手にとって自分の存在を確固たるものにするためには、それだけ時間をかけさせ自分のことを考えさせて厚みを持たせなければなりません。

 

薄っぺらい関係は吹けば消えるくらい儚いものです。

 

 

ちなみに「恋の始まり」も同様に時間のかかるものです。

 

人が人を好きになるにはそれ相応の理由が必要になるということですね。

 

電車でたまたま乗り合わせるくらいにしか縁のなかった人からある日突然「好きです。ずっとあなたを見ていました」と言われたら、あなたはどう感じるでしょうか?

 

「好きって、あなたに私(俺)の何が分かるの?」って思うんじゃないでしょうか。

 

その反応は正しいですし、だからこそ人を好きになったら「好きになった理由」が必ず必要になると私は思うんです。

 

その人の何を見て、何を知って、どう影響を受けて好きだと感じるようになったのか。

 

なぜその人でなければならなかったのか。

その人である理由とは何なのか・・・

 

本当に好きで、時間をかけてでも手に入れたいと思うのであれば答えられるはずなんです。

 

でなければ恋を実らせるための長い時間の中、同じ温度で想い続けることなんて出来っこありません。

 

すぐに飽きるか、見誤るか、即席の落とし穴に陥るか。

 

あなたにとっても相手にとっても良いことなんてありません。

 

 

大して知りもしない相手に勝手な妄想で補完して、自分の理想像を理不尽に相手に重ねてたりはいませんか?

一度よく考えてみるのも大切なことです(^^)

 

そういう時間は恋愛している間、何度も作って自問自答していかなければなりません。

 

でないと、相手を傷つけかねません。

 

 

勝手な理想像を抱いて相手に近づくと、ちょっとしたイメージの相違も許せなくなります。

 

そのギャップも含めて相手の本当の姿なのに、好きになったはずのその相手を好きになれなくなるんです。

 

そうして「そんな人だとは思わなかった」なんて相手を傷つけるような態度で去っていったり、一人悶々と悩み相手を責めたりする。

 

それは恋愛ではなくただのエゴイズムです。

 

 

時間はかけないといけません。

 

たかだか数か月ではその人の人間性の全てなんて理解できるわけがないですもん。

 

「相手に興味を持った=好き」ではなく、その=の中にもっとたくさんの時間をかけて厚みを作っていってほしなと思います。

 

その厚みはあなたの自信になりますから(^^)

 

「好き」という気持ちに対しての自信です。

 

誰に何を言われても、自信を持って「好きですけど、なにか?」って言い返せるくらい堂々としていられる力強さです。