恋に疲れてしまったとき考えてほしいこと
おはようございます。
恋愛をする上で「誰とするか」を見極めるのはとても大切なことです。
恋愛は二人でするものです。
一人だけが頑張ってもどうにもならないことはたくさんあります。
他人同士が歩み寄るためには、お互いに努力をしなければなりません。
でないとどちらか一方の心が保てなくなってきてしまいます。
なので見極めです(^^)
歩み寄ってくれる人なのかどうかでも見極められるようになれば、その後の恋愛は大きく変わってくると思うんです。
どんな人だったら歩み寄ってくれるのか。
その判断基準の一つが「人の気持ちがわかる人」です。
こちらの気持ちを慮ってくれる人間なのかどうかは、かなり重要な要素なんじゃないでしょうか。
「そんなこと当たり前なんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。
たしかにその通りだと思います(^^)
とても初歩的で当たり前の話だとも思います。
ただこれが一度でも”恋愛フィルター” にかかってしまうと、それが正常に判断できなくなってしまうことがあります。
不当に扱われたり、不必要なまでにこちらの気持ちを振り回してきたり・・・
そういうのに一喜一憂してしまう自分に嫌気がさしてきたり。
そんな苦しい恋愛をしている人にはとくに、この判断基準をもって相手を見つめ直して欲しいなと切に思います。
あなたが相手するその人は、ちゃんとあなたの気持ちを考えて行動してくれる人ですか?と。
なにも難しいことを相手に要求しているわけじゃないんですよね。
人が何をされたら喜んで、なにをされたら悲しいと感じるのか。
何を言われたら深く傷つき、何をしてくれた人を信じるようになるのか。
そこに個人差はあまりないと私は思っています。
人の感覚は、たとえ文化や人種が異なっていたとしてもほとんど世界共通なのではないでしょうか。
彼だけが特別とか、彼女だけが特別なんて、そんなはずないと思うんです。
価値観の違いだとかそんなレベルの話ではないですから。
価値観はある程度擦り合わせられても、道徳観はそう擦り合わせられる代物ではありません。
つまりそんな人を相手にして(何かの拍子に結婚でもすれば)一生合わない道徳観のズレに苛まれる羽目になるんです。
こんなつらいことってないですよね。
自分の大切な人には自分と同じ感覚をもった真っ当な人であって欲しいと誰もが思うと思います。
その欲求は至極真っ当なものです。
歩道でお年寄りが転倒した時、それを見た彼や彼女が「ほかの誰かが助けてくれるよ」とそっぽを向いたらきっと悲しい気分になると思うんです。
それはそのお年寄りの気持ちにいくらかでも寄り添ってあげられないその人の人間性を垣間見るからですね。
そして「もしかしたら自分が辛いときも、この人はこんな感じなんだろうか」と一瞬でも考えてしまうかもしれません。
人の気持ちに寄り添えないのなら、私(俺)の気持ちにも寄り添ってくれないんじゃないだろうか・・・
そんな不安がもしかしたら付き纏ってくるかもしれません。
恋愛は恋愛感情だけでスタートすることはできます。
でもその感情も、残念ながら永遠に続くことはありません。
その時にその人の人間性が顕わになってきます。
けどその片鱗は、おそらくもっとずっと前から見えているものだと思うんです。
人生のパートナーとしては、「その人のことをどれだけ好きか」より「その人がどのくらい人の気持ちに寄り添えるか」の方がきっと大事になります。
「自分がされて嫌なことは相手にもしない」
そんな当たり前のことを、なかなかしてあげられない人が実は世の中にはたくさんいます。
そういう人を引き当てない観察力と冷静さは、たとえ恋愛の熱に当てられて浮足立っていたとしても、忘れないで持っていてほしいなと思います。