「あなたで良い」から「あなたが良い」に変わる方法

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おはようございます。

 

先日、ある本を読んで「物に感じる価値」「人に感じる価値」にある共通点を知りました。

今日はそれについてお話ししたいと思います(^^)

 

 

価値というのは大きく分けて2つあります。

 

一つはそれを使用することによって得られる利益としての価値。
もう一つは稀少性によって相対的に引き上げられる価値です。

 

「その人のおかげで今の自分がいる=利益を得た」というので感じる価値と、

「こんな人とはなかなか出会えない=希少な存在」というので感じる価値です。

 

そしてこの価値の感じ方は、当人の動き次第でコロコロ変わります。

 

私が「頻繁に会わない方が良い」とか「頻繁に連絡を取らない方が良い」というのも価値を下げないための方法です。

 

「小さなことでうろたえないこと」とか「相手に関わらずとも常に自身の魅力を上げていこう」というのも同様です。

 

誰でも最初は持っている「独自の価値」を、自身の行動によって増やしたり減らしたりしているんです。

 
相手を気にしすぎて、神経をすり減らす思考回路を持っていると、途端に価値はガクッと下がります。

 

全ては自分次第なんです(^^)

 

 

今回知った「物の価値」というのには種類が4つあるそうです。

マーケティングでいう価値のマトリクスです。

 

まず1つは実利価値。
機能的に役立ち、また実績のあるもののことを指します。
 
家電とか調理器具、パソコンや車など。
「これがあればこんなことに役立ちます!」というストレートなメッセージで訴え、またその機能についての実績を持つ物のことです。
 
2つ目は保証価値。
普段は発揮されないけど、何かあったときに役立つもの。
会社のブランドとかがそうです。
 
その業界で有名な企業のロゴが商品に入っていると「あ、あそこの商品なら安心だ」と感じることがあります。
 
また何かあった時の保証が手厚かったり、サービスが充実していたりすることが感じる安心感。
衝突事故時に機能するエアバッグなどがそうです。
 
そういう「もしものときの安心」を保証してくれるものを指して言います。
 
3つ目は評判価値。
「アクセサリー」のように意味があるもので情緒的なもののこと。
 
それを持っていることで「その物のもつイメージ」が所持者のイメージに影響を与えることです。
 
「デスクに栄養ドリンク剤が置いてある」
「疲れてるのかな?」「頑張ってるな」というその人の姿勢に影響を与える。
 
「某有名ブランドの服や靴」
「ハイセンス」だとか「都会的」といった持ってるだけで印象を与える。
 
最後は共感価値。
「お守り」のような意味があって、同様に情緒的なもののことです。
 
これは少し「評判価値」と似ていますが、異なるのは実績のないものでも感じる価値だということです。
もっと個に偏るもので、また心の深い部分に影響を与えるものですね。
 
有名ブランドではなくても愛用しているものとか。
その会社が好きで使ってるものとか。
 
そういう個人の思い入れによって生じる価値のことです。
 
 
少し長くなりましたが・・・(^^;
 
この「物の4つの価値」ってなんだか人にも当てはまるものがあると思いませんか?
 
恋愛で目指すべきなのは「共感価値」です。
 
何かあった時にだけ利用する都合の良い価値ではなく、また誰でも持っているような価値(若いからとか魅力的な体形だからとか)でもない。
 
「その人だからこそ」感じるという、もっとも情緒的で、もっとも個人に偏った価値です。
 
そういう人物になるための方法というのは、きっと「そういう商品を目指すための方法」とよく似ているんだと思います。
 
みなさんには
「有名じゃないけど・・・ここの製品が好きなんだよなぁ」とか、
「周りからは使いにくくないかと言われるけど・・・そこがまた良いんだよ」
と感じるもの、ありますか?
 
もしお持ちなら「なぜそう感じるのか?」を探ってみると良いです(^^)
 
それは人に対しても同じように左右する気持ちだと思います。