「え、なにやる気ないの?」
こんにちは。
以前こんな記事を書きました。
人は「誰かに言われたから動く」というのに抵抗感を感じるから、説得されて動くのを嫌がるのだというお話です。
相手に何かをしてほしい時、問題となるのがお互いの温度差です。
例えば「デートの段取りがうまく進まない」とか「婚約したのに全然準備を手伝ってくれない」とか・・・
強く「こうしたい!」と思っている人と「別にそんなしなくてもいいかな」と思っている人とじゃやる気の度合いが異なるんです。
そしてその差が大きければ大きいほどすれ違いは起きやすくなります。
こうしたいと思えば思うほど、どうしてもそれを期待してしまうのが人間ですからね(^^;
勝手な話ですが、やっぱり自分と同じように相手にもやる気を出してほしいものです。
じゃあどうすれば相手のやる気を引き出せるのか。
それを考えるとき、まず始めに認識しておかないといけないのは「相手は別にやりたくないわけではない」ということです。
ただなんとなく気乗りしないとか、今すぐどうこうしなきゃいけないとは思っていないだけとか。
最悪「向こうが乗り気だからそれに仕方なく付き合ってやってるだけ」なんていうのもあるかもしれません。
最終的には自分もそうしたいと心の底では思っていても、その意思があやふやだから「まだいいんじゃないかな」という曖昧な立ち位置で満足しちゃってるわけです。
意思がちゃんと確立されてないというですね。
それを理解した上で「今」なんとかして相手を動かしたい!と思ったとき。
逆に「聞いてみる」という方法が意外と有効なんじゃないのかなって最近思うようになりました。
「え?やりたくないの?」って改めて聞いてみるといいと思うんです。
デートする段階まできててその後音沙汰ないのなら「え、なに行きたくないの?ならさっさとそう言ってくれる?一人で行くか誰か誘うから」って。
だいたい「付き合ってやってる」なんて意識を持たれている方がありがた迷惑なんです。
そういう人には「別に無理して付き合わなくてもいいよ?」ってある意味突き放しちゃってもいいんじゃないでしょうか(^^)
あなたは本当はどうしたいの?っていうのを相手自身に改めて考えさせるんです。
最初はお互いに「デートしたい」とか「結婚したい」とか意思があって合意して決めたのに、それがいつの間にかこちらの一方的な欲求になってるみたいな構図は明らかにおかしいですから。
嫌々やるんだったら付き合わなくていいよと突き放す。
教育と一緒ですね。
「嫌ならやらなくていいよ。したくないんでしょ?」
こう言うとさっきまであんなに駄々こねてたのに渋々やり始めたり、そういう素振りを見せ始めたりするんです。
今まで咎める側だった人がその立場を放棄しだすと途端に不安になるのかもしれません(笑)
まぁ教育と恋愛は別物ですが。
恋愛なら少なくとも相手にだってやる意思はあったわけですから。
それをもう一度思い出させるだけだと思うんです(^^)