「知りたい」と思わせることの大事さ
こんにちは。
「単純接触効果」というものがあります。
接触する回数が多いほど、その相手に好感を抱きやすくなるという心理現象ですね。
皆さんも聞いたことがあるかもしれません(^^)
ただこのテクニックも使い方によっては逆効果になる可能性もあります。
大事なのはどういう意味があってそのテクニックを使うのか。
そこをちゃんと理解して使うことです。
これはどんな駆け引きにも言えることですね(^^)
接触回数というのはただ単純に会う機会を増やせばいいという意味ではないと私は思います。
しょっちゅう会っていれば希少性も無くなりますし、人間は恒常性の生き物ですから。
慣れてしまえばそれが普通になり、ありがたみも何もなくなってしまいます。
お互いがお互いに大切であり続けるためには、連絡や会うことに対してある程度のコストをかけなければいけないのだと理解し合っている方がいいのではないでしょうか。
常にそばにいてくれるものを毎回「大切にしなければ」とはなかなか思いにくいものです。
そう考えると会う回数を増やすのもあまり良い策だとは思えなくなってきますよね。
では何の回数を増やすべきなのか。
私は「相手の頭の中に自分を登場させる回数」だと思っています。
要は自分のことをどれだけ多く考えてくれているのかということです。
多くなればなるほど、結果的に相手が夢中になっていることになりますから。
基本、人は会っている時よりも会っていない時の方が相手のことを考えます。
「今なにしているのか」
「どんな気持ちなのか」
「自分のことをどう思っているのか」
そんなことを考えているうちに、「こんなに考えているのはきっと相手のことが好きだからだ」と相手が勝手に実感してくれるようになります。
この時間がとても大切なんです。
これが分かるだけでアプローチの仕方も少し見えてくる気がしませんか?(^^)
どうして連絡する回数を減らすのか?
どうしてすぐ送ってはいけないのか?
どうして会っている時間を減らすべきなのか?
すべて相手に自分のことを考えさせるためというわけです。
さらに言えば、よくある日常報告のメールも恋愛する上では不利になってくると分かります。
自ら情報提示してしまえば、相手も考えすに済みますから(^^;
何でもかんでも秘密にするのは誠実性に欠けてしまうのでアウトですが、なるべく自分をミステリアスに演じる必要はありますね。
相手に「知りたい」と思ってもらえるような、そういう人間を演じることが大切です。