おはようございます。
男性と女性は全く別の生き物です。
男女平等論を説く今の世の中でも、異性と接する時はこの考えを念頭に置いておいた方がいいと私は思っています。
というよりも、そういう考えがあった方がお互い幸せでいられると思うんです(^^)
狩猟時代に培われた "遠くの物事に着手する能力" と "素早い問題解決能力" を持つ男性は、今の時代でもその傾向を色濃く残しています。
だから目の前の相手の感情(近くの事象)に上手く共感を示すことが出来ず、無意識に相手の心を傷つけてしまったりします。
女性は逆に、自分や目の間の人間の感情(近くの事象)にとても敏感です。
それが良いことか悪いことなのかは関係なく、一旦相手の気持ちに寄り添ってあげることが「相手を思いやる行為」だと思っています。
そして相手も同じようにそう考えていると思います。
男性に悪気がなくても「私に共感してくれない、私のことなんてどうでもいいのね」と悲しくなったり「どうして私の言うことが伝わらないの?」と戸惑ったりしてしまうんです。
男性を相手にするときは男性の考え方に合わせた言い方をしてあげると、案外すれ違いは起きずすんなり事は済ませられたりするものです(^^)
たとえば男性に何かしてほしいことがあるとき。
「~できる?」と聞くのではなく「~してくれる?」と言った方が意図は伝わりやすくなります。
「電球の取替えできる?」と聞かれれば、たいてい(特に男性)は「取り替える能力があるかどうか」を問われている気分になります。
当然男性は論理的にイエスと答えるでしょうが、それは実行に移すという約束ではありません。
あとで「ねぇなんでやってくれなかったの?」と責められても寝耳に水なんです(^-^;
確実に動いてもらうには、「~してくれる」という言いかたの方が良いです。
「電球の取替えできる?」ではなく
「電球の取替えしてくれる?」と聞けば、何かをするという確約が問われているので、
男性は「イエス」か「ノー」をはっきり答えなければいけなくなります。
男性に「話をただ聞いてもらいたい」と思う女性もいるでしょう。
何か意見が欲しいのではなくただ聞いてほしい。
そういう時は内容のあらましをあらかじめ伝えておき、解決策も行動計画も求めていないのだということをハッキリ伝えた方が男性にも分かりやすいです。
時間も決めてだらだら話を避けるのもポイントですね(^^)
「今日起こったことであなたと話がしたいんだけど。夕食後はどうかな? 何も解決してくれなくていいの、ただ話を聞いてほしいのよ」
こう言われれば、たいていの男性は二つ返事で承知してくれます。
「何を自分に求めているのか」
「この話の意図は何なのか」
これを先に伝えればいいのですが、プロセス思考の多い女性はついつい「今日こんなことがあって~あんなことがあって~」と経緯からまず話してしまいがちです。
これでは「うん?うん・・・だから何?(俺に何を求めてるの?)」とか「それは君にも非があるよ。こうすべきだったんじゃない?(解決策を求めてるのかな)」とか、男性も男性思考で勝手に解釈してしまいます。
それで傷つくのは女性の方です。
「私の気持ち、分かってくれない・・・」と思ってしまうんです。
そうではないんですよね。
男性だって大切な女性のために出来ることを一生懸命考えて話してくれているんです(^^)
求めるものがちゃんとあるのであれば、それはちゃんと相手に伝えるべきです。
同性同士なら「言わなくても分かる」かもしれませんが、異性には「言わなきゃ伝わらないこと」が多くあります。
言っても分かってくれないとき、初めて傷ついて悲しんでみせればいいのではないでしょうか。
必要以上に傷つかなくて済むなら、上手く立ち回っていく方がお互い幸せでいられますよね(^^)