共感してあげることってそんなに大事なの?
こんにちは。
前回こんな記事を出しました。
女性の機微を察するのは至難の業だと思います(^-^;
特に男性脳をフルに使い社会的に頼りにされるような立場にいる男性ほど、身近にいる大切な女性の気持ちを理解するのは中々に困難かもしれません。
なぜなら優秀な男性脳ほど察することへの優先度は低くなりがちだからです。
男性は元々狩りをすることに特化した脳を持っています。
いかに効率よく最短で獲物を狩るか。
そのことを第一に考えられるようプログラミングされています。
よく聞くシングルタスクとかゴール思考型とかいうのも元はこのメカニズムが現代まで色濃く残っているからとされています。
つまり多くの男性は「身近にあるもの(家族あるいは自分自身)」より「遠くにあるもの(獲物・目標物)」に着目しやすい傾向があるようです。
女性は逆です。
身近な大切にすべきものにほど着目しやすいようプログラミングされています。
男性が留守の間自分の大切な子供や自分自身(母体)を守らなければならないんです。
生存率を高めるためには身近なコミュニティ(女性同士の連携)を大切にし常に情報共有(コミュニケーション)を図ろうと考えます。
遠くのものに気を取られている暇は女性にはありません。
女性が共感を重要視するのは、共感することで他者の体験を「まるで自分事の様に感じ」危機回避を図っているから。
他者が経験した危機を自分事としてインプットすることで、同じことを起こさせない予防策を無意識に考えたり、
起きてしまった時咄嗟にその時聞いた解決策を頭の中から引っ張り出して対処しようとしたりします。
友達から聞いた「子供がやけどをした話」などに共感しつつ、いざ自分の子供がやけどした時は「そういえば友達はあの時こうしたって言ってたっけ・・・」とその時の話を瞬時に引っ張り出し応急処置を図ることが出来たりします。
また共感力が高ければ、家族のちょっとした変化にも気付くことができます。
朝見送った時「ちょっと具合悪そうだったな」と気付いてあげられれば、風邪薬を用意してあげたり滋養に効くご飯を作ってあげたりすることができます。
常に身近な存在として大切な人たちを守る脳には共感力が必要不可欠なんですよね(^^)
だからこそ女性にとっての一番の愛情は察することなんです。
単に「自分のことを一番に考えてほしい」とか「自分のことをえこ贔屓してほしい」とかそんな浅い願望ではありません。
察してもらえない、もしくはその努力をする気すら感じられないのなら、それはイコール愛情がない(一緒にいる意味がない)と受け取られてしまっても仕方のないことなのでしょうね。
ある意味男性にとっては「獲物のいない狩り」と一緒です。
「これする意味あるんかな・・・」と思うのと同様に「私この人と一緒にいる意味あるんかな・・・」となってしまうんです(^-^;
もちろん男性も女性も出来ることには限りがあります。
なのでお互いの特性に理解を示してあげることから始めてみるのも良いのではないでしょうか(^^)