会いたい、会いたいって・・・なんでそんなに会いたいの?
おはようございます。
最近立て続けに「どうやったら会えるようになりますか?」という相談を受けました。
今はコロナの関係で彼氏彼女でもなかなか会いづらい状況が続いていますが、それを抜きにして考えても「会うまでにこぎつけるのが大変」と感じている方は多くいるようです。
どうしたら会えるのか。
向こうに会いたいと思ってもらえるのか。
会ってくれるのだろうか。
そういうことを考え始めたとき、一旦立ち止まってその感情がどこから発生してきているのか見つめなおすことを私はおすすめしています(^^)
たいていの場合「会いたい」「会いたい」とうわ言のように繰り返し思い募らせている人は、寂しいという感情がもとにあることが多いです。
「寂しいから会いたい」
それは捉え方によっては相手を傷つける言葉になりかねないんだということをまず覚えておいた方がいいですね。
だって寂しいから会いたいってことは、別にその人でなくてもいいわけですから。
極端な話、会ってくれるのなら誰でもいいんじゃないの?と受け取られても仕方がないということです。
こういうケースは結局のところ自分本位になっているんですよね。
自分を満たすために会ってほしいわけですから。
本当に相手を好きで、その感情から起こる「会いたい」はこれとは全く違う発想で起こります。
「彼(彼女)にこういう体験をしてほしい、こういう気持ちになってほしい」
「だから私(俺)は会いたい」
こういう考えから起こるものは、自分の欲求が主体になっていません。
相手に何かを与え、それによって自分という存在を相手に感じてほしいと思ってるわけです。
この二つの考え方には明確な違いがあります。
「会いたい」欲求が、その場限りのものなのか、そうじゃないのかという違いです。
前者は会えばその時の寂しさを紛らわすことができます。
でもその時だけです。
別れて少し経てばまた寂しくなって同じことを繰り返します。
後者は会って相手へ何かを与えたいという姿勢でその時間を費やします。
その後その気持ちは相手の中に残ります。
別れた後もですね(^^)
相手はきっと与えられたことに対する充足感から「今度は自分が何かを与えたい」と考え始めるかもしれません。
そうでなかったとしても「自分のやりたかったこと、してあげたかったことを成し遂げられた」という思いで、与えた側は満たされた気分になります。
不思議ですよね。
与えられた方ならまだしも、与えた本人が満足しちゃうんですから(笑)
どちらにしても相手の印象に残るのは断然後者です。
そしてその後も続きやすくなる(会いやすくなる)のは後者です。
なにせお互いに、会ったらメリットがあるって分かってるんですもん(^^)
そりゃ会いたいってなりますよね(笑)
お菓子を買ってその時だけ欲求を満たしても、その後の未来には何の足しにもなりません。
ただの消費で終わります。
それだったら同じ金額で何かに投資する方がよっぽどその後のためにもなります(^^)
「会いたい」「会いたい」言うのは自由ですが、会って何をしたいのかくらいはちゃんと決めてからでも遅くはないと思います。
「何か理由がなくちゃ会うこともできないの?」
そう思う人は、そもそもあなたが理由もなく会いたいと思われるほどの人物になれているのか、自問してみるといいのではないでしょうか(^^)